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【THCVSTHCH】THCHは本物より強い?まとめて解説

この記事では【THCHが本物の大麻植物より強力なのか】というテーマについてRustとしての意見を踏まえて解説していきます。

どちらが強力?THCHについて

結論

比較できるものではない

これに尽きると考えています。そもそも「THC」と「THCH」では成分として全くの別物であり、THCと大麻が違法であるため、それらと比較しているだけで、多くの使用者がTHCHを「代替品」として使用しているのが現状です。また、販売業者は自社製品を売るために宣伝を行っており、初めての利用者やリーガルカンナビノイドに詳しい人々が誤解を招いています。つまり、どちらが良いという問い自体が間違っていると言えます。

簡単な例にします。

大麻とTHCHを比較することは、アルコールとビールを比較するのに似ています。ビールはアルコールの一種ですが、それ自体はアルコール全体を代表するものではありません。ビールには独自の特性や風味があり、それを他のアルコール飲料、たとえばウィスキーやワインと比較することは困難です。同様に、THCは大麻の一成分であり、大麻自体の効果や特性を全面的に代表するものではありません。それぞれが独自の特性や効果を持っており、それらを比較することは適切ではないと言えます。

数字だけ見てしまえば、結合親和性がTHCの25倍ある(Δ9THCの10倍)と言われており、このことから「THC」より「THCH」のほうが強力であるとされていますが、違う成分のため作用自体も厳密には異なります。

科学的な比較

THCHとTHC

数字だけ見てしまえば、結合親和性がTHCの25倍ある(Δ9THCの10倍)と言われており、このことから「THC」より「THCH」のほうが強力であるとされていますが、違う成分のため作用自体も厳密には異なります。

こうした数字で見れば一見THCHのほうが大麻よりも強力だと思いますよね。

しかしそれは数字でしかありません。大麻には他の成分が含まれていることや、カンナビノイドの体感自体個人差が強い側面があります。そのため一概に数字だけを見てどちらが強力と比較することはできないのです。

THCの作用プロセスの視点で見るとわかりやすいかもしれません。

まず、THCなどのカンナビノイドは体にあるカンナビノイド受容体と結びつき、様々な作用を起こします。

カンナビノイド受容体は主に2つの種類が存在し、それぞれCB1とCB2と呼ばれています。

  1. CB1受容体: CB1受容体は主に中枢神経系、特に脳に広く存在します。これらの受容体は、感覚認識、記憶、疼痛、運動調節などの神経系の機能に関与しています。大麻の主成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)は、CB1受容体に強く結合し、その結果として「ハイ」状態を引き起こします。
  2. CB2受容体: CB2受容体は免疫系や末梢組織に広く分布しています。これらの受容体は、炎症反応や免疫応答の調節に関与しています。CBD(カンナビジオール)は、CB2受容体に結合すると考えられており、疼痛や炎症、不安などの症状を緩和するとされています。

CB1受容体だけでも「感覚認識」、「記憶」、「疼痛」、「運動調節」などの神経系の機能に関与するのです。

結合親和性がTHCの25倍ある(Δ9THCの10倍)という説明がありましたが、それ自体がCB1受容体の内にある「感覚認識」、「記憶」、「疼痛」、「運動調節」すべてを25倍にしているわけではありません。

結合親和性という結びつきがTHCの25倍ある(Δ9THCの10倍)と言われているだけで、特定の作用のことではないのです。

大麻に含まれるカンナビノイドは、化学的な構造と作用によって100以上の異なるタイプが存在します。以下に、大麻に含まれる主要なカンナビノイドのいくつかについて説明します。

  1. THC(テトラヒドロカンナビノール): THCは、大麻が持つ心地よい効果や”ハイ”な感覚を生み出す最もよく知られたカンナビノイドです。これは、脳の特定の受容体に結合し、心地よい気分、リラクゼーション、食欲増進などの効果をもたらします。
  2. CBD(カンナビジオール): CBDは、大麻の主成分の1つであり、THCとは異なり、心地よい気分を生み出す”ハイ”な効果はありません。その代わり、抗酸化、抗炎症、抗不安、抗精神病、抗てんかんなどの医療的な利点があるとされています。
  3. CBN(カンナビノール): CBNは、大麻が酸化することによって生成されるカンナビノイドで、若干の心地よい効果がありますが、その主な特性は鎮静作用です。
  4. CBG(カンナビゲロール): CBGは大麻の成長過程で生成され、他のカンナビノイドが成熟すると減少します。CBGも医療的な利点があり、抗炎症、抗てんかん、抗癌などの効果があるとされています。

これらは大麻に含まれるカンナビノイドのほんの一部で、各カンナビノイドは独自の効果と相互作用を持ちます。これらは”アントラージュ効果“と呼ばれ、異なるカンナビノイドとその他の化合物が組み合わさることによって、全体としてより強力または包括的な効果を生み出すとされています。

こういった科学的な背景を踏まえてみると、より比較できるものではないということがわかると思います。

どちらが良いのか

どちらが良いと思うかはその人次第

アメリカなどの他の国では近年合法とされる動きが多く見受けられます。しかし現状の日本は大麻やTHCは違法であり、規制対象とされています。

結局のところ合法の国で合法のものを使うことには何の問題もないのです。

大切なことは「向き合い方」であると考えます。

離脱症状が話題になったようにすべてを肯定できるものではないということは周知されてきています。

しかし同時にメリットも多くあり、それを必要としている人がいるのもまぎれもない事実です。

どこの国で使うのか、個人の環境、体調や疾患など多くの要因を踏まえどうやって向き合うのか、付き合っていくのかをしっかりと自分で判断することが最も重要です。

Rustでは違法成分は一切扱っておりません。

まとめ

この記事では【THCHが本物の大麻植物より強力なのか】というテーマについてRustとしての意見を踏まえて解説しました。

どちらが良くてどちらが悪いという優劣をつけるつもりはありません。

人によって求めるものは違いますし、他の販売業者様にも様々な考えがあり、発言されているのだと思います。

直接体内に摂取するものであるため、メリットだけではなくデメリットにも目を向け、多くの情報に目を通して自分で情報の取捨選択し、判断していくことが大切であると考えます。

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